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韓国人ITエンジニアの特徴と採用するメリットを解説
2022年10月11日 公開
IT Jobs in Japan 代表の村元です。今回は韓国人ITエンジニアの特徴と採用するメリットについてお伝えさせていただきます。
目次
韓国人ITエンジニアの採用メリット
<高い日本語能力水準>
韓国では高校から第二外国語の学習がはじまり、日本語と中国語が人気を二分している状況です。また、就職を見越して大学入学後も日本語力の向上を図るために日本留学をする学生も多いです。その他、大学生以外にも高校卒業後や大学卒業後に日本語学校に留学し、そのまま日本国内の大学や専門学校で学ぶ学生も増え続けている傾向があります。日本語能力を図る資格の日本語能力検定で最上位のN1取得者ランキングでは韓国は中国に次いで2位となっていることからも日本語能力が高い人材が多くいることを裏付けています。
<既に多くの韓国人ITエンジニアが働いている>
日本で働いている外国人ITエンジニアのうち、韓国人は第2位の割合を占めており、2018年の現在8,679人が日本で働いています。yahooや楽天、LINEなどの大手IT企業のみならず日本に進出している韓国系IT企業の日本支社(ネイバージャパン、カカオジャパン等)やITベンチャー企業など、
韓国人ITエンジニアが活躍している裾野は大きく広がっています。既に日本企業での実務経験や実績も多いエンジニアが多いので、韓国人のITエンジニアを人材採用のターゲットとすることで優秀なITエンジニアを採用する事ができる可能性が大きく広がります。
(参考/一部引用:韓国人エンジニアBANK https://korean-engineer-bank.com/)
<韓国政府が日本へのITエンジニア就職を支援>
韓国内では新卒の就職率が低く、求人倍率が1倍を下回っているほど失業率も高い傾向にあるため、ITエンジニアの職種であっても日本で採用できるチャンスがあります。そのこともあり、韓国政府は海外へ就職する人を支援するプロジェクトを推進しています。日本への就職を支援しているプログラムも多く用意されており、無料で日本語とシステム開発やプログラミングの教育を受ける職業訓練もおこなっているため、日本のIT企業に就職をするハードルが低くなっています。
日本企業にも溶け込みやすい韓国人ITエンジニア
<年功序列に関する理解>
韓国では、儒教の教えが社会全体に浸透しており、年長者を尊重する文化が根付いています。そのため、日本企業の特徴である年功序列制度に理解を示すことが多いです。年齢や勤続年数によって評価基準が決まる日本の伝統的な評価基準も、韓国人にとっては受け入れやすいと言えるでしょう。
競争社会で育っているため、自分で成果を出すための努力を惜しむ人が少なく、長時間の労働も粘り強く取り組む姿勢が強いです。また韓国人の気質として、物事のアクションをスピーディに行動する文化が存在し、何事も素早い対応を取ることが大切とされています。最初に行動、もしうまくいかなかったらその後に修正をするといった考え方のため、決断が非常に早いです。そのため常に変化が必要となるIT企業やベンチャー企業にとって、韓国人は適任の人材であると言えます。
まとめ
韓国国内では、現在就職活動において買い手市場が続いているため、日本での就労を検討している人が増えています。また、日本は深刻なエンジニア不足に陥っているため、需要と供給が一致している状況にあります。ぜひエンジニアの人材難解決のため、韓国人を採用してみてはいかがでしょうか。
韓国人ITエンジニアの採用をご検討中の場合は、ぜひit jobs in japanまでご相談ください。
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