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需要が高まるAIエンジニアとは
2024年08月31日 公開
2022年にリリースされたOpenAI社のChatGPTを皮切りに生成AIの進化が止まらない現代、AIエンジニアの需要は急速に高まり続けています。本記事ではそもそもAIエンジニアとは他のITエンジニアとどのように違うのか、そして今後のAIエンジニアの需要についても紹介をしていきます。
1. そもそもAIエンジニアとは何か?
AIエンジニアとは、多様なAI技術を活用してITシステムの構築やソフトウェア開発を行う専門家です。近年、AI技術は急速に進化し、私たちの日常生活やビジネスのあらゆる場面で利用されています。AIエンジニアは、この進化するAI技術を駆使して新たなソリューションを生み出し、既存のシステムをより効率的に改善する役割を担っています。
具体的な仕事内容としては、機械学習やディープラーニングといった先端技術を用いて、問題解決のアルゴリズムを設計し、画像認識や故障予測、自動運転などの分野にAIを応用することが挙げられます。これにより、業務効率の向上や新たなサービスの提供が可能となります。
AIエンジニアの主な業務には、以下のようなものがあります。
[1]データの解析と処理: 大量のデータをクレンジング、特徴量の選定、正規化などを通じて効果的なAIモデルの構築に必要なデータに整えます。
[2]AIモデルの開発: 教師あり学習、教師なし学習、強化学習などのアルゴリズムを用いて、画像認識や予測分析などに応用できるAIモデルを構築します。
[3]システムの設計と実装: AIモデルを組み込んだシステムの設計、ユーザーインターフェースの開発、APIの構築などを行い、使いやすいAIシステムを作ります。
2. そもそもAIエンジニアの現在と今後の需要
AIの活用範囲は、自動運転や画像認識、事務作業の自動化など、今後もさらに広がると見込まれています。この進展により、AIエンジニアの市場価値は今後数年でさらに上昇することが予想されます。経済産業省のデータによると、2030年のAIエンジニアの需要予測はは24万人となっています。
参考資料:経済産業省IT人材需給に関する調査
また、企業がデジタル化を進める必要性が高まる中で、DX白書2023 によると、DXへの推進に当たっての課題として、「DXに関わる人材の不足」を4割以上の企業が挙げています。このような状況の中で、AIなどの先端技術のスキルを持つAIエンジニアは、企業のデジタル変革を牽引する「DX人材」としての重要な役割を果たすことが期待できます。
参考資料:DX白書2023
3. 外国人のAIエンジニアが活躍している他社事例
他社様の事例になりますが、外国人AIエンジニアが活躍されている記事も幾つかピックアプをして紹介をさせていただきます。
「シリコンバレーよりメルカリ」、海外のすご腕AI技術者が殺到する秘密
日本の大手建設会社で、Pythonを武器にロボティクスの研究開発に励む毎日を送り、AIエンジニアとして活躍している。バングラデシュ出身のAIエンジニアの記事(ヒューマンリソシア)
まとめ
AIエンジニアに限らず、国内のITエンジニアの採用市場は2024年時点でも売り手市場の状況が続いています。需要がさらに高まっていくAIエンジニアの採用もより困難になっていく可能性が高い状況です。
エンジニア採用活動において、ダイレクトリクルーティングにコンテンツ作成、イベントの開催など、どの企業もターゲット層を集める方法を模索しています。しかし国内のエンジニアが不足している以上、少ないパイを取り合う構図になることは避けられません。
他方、外国人エンジニア採用市場は市場規模そのものが格段に大きくなるため、それに比例して母集団が一気に広がります。また国や地域によっては日本企業への就職に意欲的な外国人エンジニアも多く、そのような母集団にリーチすることができれば、自社に興味を持ってもらえる優秀な外国人エンジニアを非常に効率的に集めれる可能性が高まります。
外国人ITエンジニア採用に興味がお持ちの方がいらっしゃいましたらぜひ弊社までお問い合わせをいただけましたら幸いです。
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