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外国人フロントエンドエンジニアの技術・スキル・経験
2024年09月15日 公開
「様々な求人媒体にフロントエンドエンジニアの中途採用募集をかけているがなかなか希望にあった人材獲得できない。。」このようなお悩みを持つ人事担当者の方も多くいらっしゃるかと思います。
特に「ユーザーが目にする部分」を構築するフロントエンドエンジニアは主に様々なアプリやWebサービスなどの開発において、ユーザーが直接利用する画面を開発するため、フロントエンドエンジニアの技術力がサービスの使い勝手を左右し、大きな影響を与えます。
近年は外国人のフロントエンドエンジニア採用も一般的になってきており、今後も国内におけるITエンジニア不足も伴って、さらに外国人エンジニアの採用も加速していくことは間違いないでしょう。
当記事ではこれまでJOBs Japanにご相談に来られた、フロントエンドエンジニアの仕事を探しておられる外国人エンジニアの方の経験や技術、実例などをまとめたものです。人材募集・採用する際の参考にしていただけましたら幸いです。
1.外国出身のフロントエンドエンジニアについて
弊社でご紹介できるITエンジニア人材の中でフロントエンドエンジニアは、ベトナムやアメリア、中国、ミャンマーなど、さまざまな出身国の方々がいらっしゃいます。例えば
弊社のご紹介実績になりますが、グローバルでの販売を見据えた開発を行っている東京のウェアラブル系スタートアップでモバイルアプリの開発に従事しているアメリカ出身の方や、グローバル向け自社プロダクト開発に携わり、Unityを使いデバイス(iOS、Android)向けに開発で活躍をされているメキシコ出身の方など即戦力としてご活躍できる人材を多数、ご紹介させていただいております。いずれのエンジニアの方々はITスキル向上の情熱を持ち、日本で技術を活かしたフロントエンドエンジニアの仕事に就きたいと希望しています。
また弊社がご紹介させていただいているエンジニア職種でも約20%がフロントエンドエンジニアとなっており、バックエンド、フルスタックに次いでご紹介実績が多くなっています。
<ご紹介実績の傾向>
ご紹介実績の詳細
2.フロントエンドエンジニアのスキル
HTML/CSSやJavaScript、Reactなどのスキル
フロントエンドエンジニアとしての仕事を行うには、画面の構築に用いられるHTML、CSS、JavaScriptを使いこなせることが必須です。また、実際の現場では、開発を効率化するために、JavaScriptのライブラリやフレームワークを利用するのが一般的です。そのため、多くの企業が、フロントエンドエンジニアにライブラリやフレームワークの使用経験を求めています。フロントエンドエンジニアには、モダンなJavaScriptのライブラリやフレームワークのスキルを求められますが、特にSPA(Single Page Application)開発では、JavaScriptのライブラリ、フレームワークの扱いに慣れたフロントエンドエンジニアが期待されます。特に最新技術のソースコードライブラリやフレームワーク、利用方法のリファレンスは英語での情報が多いため、英語圏の外国人フロントエンドエンジニアを採用することで最新技術のキャッチアップ向上の期待もできます。
バックエンドに関する知識
フロントエンドエンジニアにも、バックエンドに関する基本的な知識が求められます。開発現場ではバックエンドエンジニアとの連携が頻繁に発生し、データベースやWebサーバー、RubyやPHPなどのプログラミング言語について最低限の理解が必要です。特に、BFF(Backend for Frontend)のアーキテクチャではバックエンド知識が重要となることが多く、AWSやGCPなどのクラウドサービスを活用することで、バックエンド開発がより手軽にできる環境も増えています。また外国人エンジニアの方にはフロンドエンドとバックエンドの両方のスキルを兼ね備えたフルスタックエンジニア人材も少なくないため、外国人エンジニアを採用対象とすることで、エンジニア採用の幅が大きく広がる事が期待できます。
UI/UX設計に関する知識
フロントエンドエンジニアは、ユーザーが目にする部分を開発するため、UI(ユーザーインターフェース)やUX(ユーザーエクスペリエンス)についての理解が必要です。UI・UXは使いやすさに直結するため、デザイナーの意図を反映しつつ、技術的にデザインを実現することが重要な役割となります。
3.外国人フロントエンドエンジニアの転職ケース
弊社で実際にご紹介をさせていただいた外国人フロントエンジニアの実例を紹介させていただきます。
28歳の男性フロントエンドエンジニア(メキシコ出身)は、東京にあるスタートアップ企業に転職し、年収350万円から600万円にアップしました。彼が入社したのは、IoTウェアラブルデバイスを開発する自社プロダクトの企業で、従業員数は30名。主にフロントエンドとモバイルアプリ開発を担当し、Unityを使ったiOSおよびAndroid向けの開発を手がけています。
入社後すぐに、その仕事のスピードと高いクオリティが評価され、3ヶ月後にはプレイヤーからマネージャーに昇進。さらに、フランスやアメリカでのテックイベントにも積極的に参加し、企業文化に馴染みつつ貢献する姿勢も高く評価されています。
彼は、Unityやモバイルアプリの開発経験を活かせ、年収アップが見込める企業を探していたところ、この企業が理想的な転職先となりました。彼には4年間のフロントエンド実務経験があり、特にUnity C#を使ったゲームエンジン開発、ARや3Dモデル、UIデザインなどの経験を持っています。
他社からも600万円のオファーがありましたが、彼は最終的に現在の企業のプロジェクトビジョンに魅力を感じ、こちらを選びました。企業は彼の希望条件である年収、休暇、リモートワーク制度などを満たし、最終的に理想的な形で転職が成功しました。
さいごに
いかがでしたでしょうか。外国人フロントエンドエンジニアの採用にご興味をもたれた方は 記事最下部にある弊社求職者一覧 より確認が可能でございます。またご希望のエンジニア人材に関するご相談がございましたらぜひお問い合わせ下さい。
当社JOBs Japanでは、日本でさらに活躍したいと意欲の高い外国籍エンジニアの方々の転職サポートをしています。精度の高い求人、意欲の高い求職者様よりご相談をいただいていますので、新たな経験者採用のチャネル・ルートを検討の方はご連絡いただければ幸いです。
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