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外国人エンジニア向け:インフラエンジニア職務経歴書の書き方と修正ポイント

2024年10月26日 公開

執筆・監修:村元康太郎
JOBs Japan株式会社 代表。大手ソフトウェア開発企業の営業・マーケティング部門にて4年間従事した後、日本語オンラインスクールやIT JOBs in Japanを創業。
1000人以上の外国人に対して日本語学習サポートや、世界15カ国出身・100人以上のIT・機械・電気エンジニアの転職支援など豊富な実績を持つ。

日本のIT企業でインフラエンジニアとして就職を希望する外国人エンジニアの皆さんにとって、職務経歴書は非常に重要な役割を果たします。書類選考を通過するためには、適切なスキルと経験を効果的にアピールする必要がありますが、外国人エンジニアがよく犯す間違いも少なくありません。ここでは、インフラエンジニアとしての職務経歴書の具体的な作成方法と、修正のポイントについて詳しく解説します。

インフラエンジニアとしてアピールするべきポイント

ネットワークやサーバの経験:インフラエンジニアとして最も重要なのは、ネットワークやサーバの構築・運用経験です。以下の項目を職務経歴書に含めることが推奨されます。
ネットワーク構築・運用経験:LAN/WAN、Cisco機器の設定、負荷分散、VPNの導入・運用など、具体的な技術を記載します。

サーバ構築・運用経験:Windows Server、Linux、UNIXサーバなど、どのOSや環境でサーバ構築を行ったか具体的に書きましょう。また、VMwareやHyper-Vなど仮想化技術もアピールポイントです。
クラウドプラットフォームの経験:AWS、GCP、Azureといったクラウドインフラの設計・運用経験も非常に評価されます。クラウドの導入によって業務をどのように改善したかの結果も記載すると良いでしょう。

ネットワークやサーバの経験

  • ネットワーク構築・運用経験:LAN/WAN、Cisco機器の設定、負荷分散、VPNの導入・運用など、具体的な技術を記載します。
  • サーバ構築・運用経験:Windows Server、Linux、UNIXサーバなど、どのOSや環境でサーバ構築を行ったか具体的に書きましょう。また、VMwareやHyper-Vなど仮想化技術もアピールポイントです。
  • クラウドプラットフォームの経験:AWS、GCP、Azureといったクラウドインフラの設計・運用経験も非常に評価されます。クラウドの導入によって業務をどのように改善したかの結果も記載すると良いでしょう。

自動化や運用効率化の実績

インフラエンジニアに求められるスキルとして、運用の自動化や効率化も重要です。職務経歴書には以下のような経験を強調しましょう。

  • スクリプト作成:シェルスクリプトやPython、PowerShellなどを用いたタスクの自動化やインフラ管理ツール(Ansible、Chef、Puppet)を使った環境構築の自動化。
  • 運用管理ツールの活用:ZabbixやNagiosなどの監視ツールを使って、インフラのパフォーマンスを監視し、改善した事例を具体的に記述しましょう。

トラブルシューティング能力

ネットワーク障害やサーバ障害に対処するためのトラブルシューティング能力は、インフラエンジニアとして大切です。具体的な問題解決のエピソードを含めましょう。

  • 障害対応経験:実際に経験した障害と、その障害を解決した具体的な方法を詳細に説明しましょう。例えば「ネットワーク遅延の原因を特定し、ルーティング設定を最適化した結果、パフォーマンスを20%向上させた」といった具体的な成果を記載すると効果的です。

外国人エンジニアが犯しやすいミスと注意点

スキルの羅列だけではアピール不足

多くの外国人エンジニアが陥りがちなミスの一つが、スキルを単純に羅列することです。たとえば、「Linux、Cisco、AWS」と書くだけでは、どのようにそれらを使ったか、具体的な業務でどのような貢献をしたかが伝わりません。スキルの裏付けとなる具体的なプロジェクトや成果を記載し、どのような業務で活用したかを必ず説明しましょう。

具体性の欠如

抽象的な表現は避け、具体的な内容を書くことが求められます。「ネットワーク構築を担当」と書くだけではなく、「〇〇プロジェクトにおいて、Ciscoルーターとスイッチを用いたLAN構築を担当。トラフィック分析と負荷分散を実施し、通信速度を30%向上」といった形で、結果とともに詳細を説明します。

日本語の表現ミス

外国人エンジニアの場合、日本語の表現ミスや不自然な言い回しも書類選考で不利になることがあります。日本語のチェックを行い、可能であればネイティブスピーカーに添削してもらうと良いでしょう。特に敬語やビジネス用語の誤りがないかを確認することが重要です。

書類選考で通過しやすくなるための書き方

成果にフォーカスする

企業は結果を求めます。単に「担当した」や「構築した」と書くのではなく、その結果どのように企業やプロジェクトに貢献したかを明確にしましょう。「システム稼働率を〇〇%向上させた」「コストを〇〇円削減した」など、具体的な数字を用いることで、アピール力が高まります。

簡潔かつ論理的な構成

職務経歴書は長すぎると逆効果です。要点を簡潔に、論理的にまとめることが求められます。以下の構成で書くと読みやすくなります。

  1. 職歴の概要:企業名、役職、勤務期間
  2. 担当業務の詳細:具体的に何を担当したか
  3. 使用した技術:技術スタック(例:AWS、Cisco、Linux)
  4. 成果:プロジェクトの成功や改善点(定量的な成果を含める)
  5. 学んだこと・活かしたスキル:経験から得たスキルや知識

日本企業文化への理解を示す

日本のIT企業は、チームワークや報告・連絡・相談(ホウレンソウ)を重視します。職務経歴書には、単に技術スキルだけでなく、チームでの業務経験や、コミュニケーション能力に関するエピソードも含めると、日本企業文化への適応力をアピールできます。

職務経歴書の書き方のサンプル(他社サイト)

▼DODA:職務経歴書テンプレート見本

https://doda.jp/guide/syokureki/resume/it13.html

▼Findy Blig:エンジニアの職務経歴書の書き方

https://findy-code.io/blog/engineer-carrer_syokumukeireki/#index_id13

まとめ

インフラエンジニアとして日本のIT企業での就職を目指す際、職務経歴書はスキルだけでなく、具体的な成果や経験をしっかりと伝える場です。ネットワークやサーバ構築、運用自動化の実績、トラブルシューティング能力を強調しつつ、日本企業文化への適応力も示すことで、書類選考を通過しやすくなります。また、日本語の表現や構成にも十分注意し、プロフェッショナルな印象を与えることが成功への鍵です。ぜひ参考にしていただけましたら幸いです。

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