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海外人材を業務委託で活用する時代:優秀な外国人材とともに新たなビジネスを創出しませんか?
2024年11月12日 公開
日本の少子高齢化により、これまで国内人材だけで成り立ってきた事業も、労働力の確保が難しくなる中、外国人材の採用は避けて通れない道になりつつあります。しかし、外国人をいきなり正社員として迎えるのには多くの企業が不安を感じられている方も少なくはありません。そこでここ最近、注目されているのが、外国人材を「業務委託」という形で柔軟に起用する方法です。
業務委託は、外部の人材に特定の業務を依頼し、契約期間や業務範囲を限定して働いてもらう形態です。外国人材の雇用に対するハードルが高いと感じている企業でも、業務委託であればリスクを軽減しながら、優秀な人材の専門知識を活用することができます。本記事では、業務委託で外国人材を採用するメリットについて詳しく解説し、どのように自社の成長に役立つかを紹介していきます。
目次
業務委託で海外人材を採用するメリット
必要な専門スキルを柔軟に導入できる
新規事業や社内にない分野での取り組みを行う際に、迅速かつ専門的なスキルを有する人材を短期間で確保するのは簡単なことではありません。正社員はもとより、業務委託であっても国内の優秀な人材はひくてあまたですので、採用に苦慮されている方も多いのではないでしょうか。
ですが、業務委託であれば、特定のプロジェクトや期間に限って専門的なスキルを持つ外国人材をターゲットにすることで、対象となる母数が増えるため、優秀な人材確保の可能性がグンと上がります。さらに、海外人材ならではの強みを持った人材の採用できるチャンスも期待できます。
例えば、ITの分野で社内にない最新技術を必要とするプロジェクトや、海外市場向けのマーケティング施策などは、特定の知識が求められるため、国内の人材だけでは十分に対応できないこともあります。ここで、業務委託として必要なスキルをもつ外国人材を一時的に起用することで、スムーズにプロジェクトを進行させることが可能になります。
国内では希少なAIの最先端技術を持つエンジニアを採用した弊社事例
リスクヘッジとして有効:正社員化の前に適性を見極める
外国人材の採用を考えている企業様の中には、将来的に正社員として雇用を検討している場合でも、まずは業務委託として契約することで、スムーズに導入できるケースも多くあります。外国人材のスキルや適性が社内の業務にマッチしているかは、実際に一緒に仕事をする中で見極める必要があります。業務委託ならば、一定期間の試用期間としての役割も果たせ、適性が確認できた段階で正社員としてのオファーを出すことができます。
この形態は特に、専門スキルを要する職種においてリスクヘッジの面でも優れています。正社員採用の場合、もしスキルやパフォーマンスが企業の期待と合わない場合でも容易に契約を解除するのが難しいという側面がありますが、業務委託であれば企業側にも柔軟性が生まれます。
弊社の事例の紹介にもなりますが、最初、業務委託で採用し、その後、正社員として雇用をしたインドネシア人のメンバーとの写真です。(写真の中央にいる女性です)
ITエンジニアに特化した人事採用・人材紹介で5年のリクルーター経験を持ち、スタートアップ企業へのご紹介実績が豊富。フルスタック、バックエンドWEBエンジニアの中途採用支援のコンサルタントとして活躍していただいています。
今後も業務委託での外国人材採用が増えつづけていく理由
グローバル市場への展開が加速
日本の多くの企業が国内市場の縮小を見据え、海外市場への進出を加速させています。海外市場に進出する際には、現地の事情に精通した人材や、言語や文化の違いを考慮したマーケティング戦略を展開できる人材が求められます。そこで、業務委託で外国人材を起用することで、短期間で現地に適応したビジネスを展開できる可能性が高まります。
例えば、現地市場に詳しいマーケティングの専門家を業務委託で起用し、現地の文化や消費者のニーズを反映したプロモーションを行うことは、プロジェクトの成功を大きく左右するポイントとなります。こうした柔軟な人材起用は、長期雇用を見据えない分、初期のコストやリスクを最小限に抑えた形で行えるため、海外市場開拓において重要な役割を果たします。
外国人材の活用で企業に新しい視点を
外国人材が社内に加わることで、これまでと異なる視点や価値観がビジネスに反映されることが期待できます。文化やビジネスの違いを活かして新たなアイデアを生み出すことは、グローバル市場での競争力強化にもつながります。業務委託という形で外国人材を導入することで、リスクを最小限に抑えつつ、新たな価値創造の可能性を広げられるでしょう。
外国人材との協働により、社内での異文化理解や多様性に対する意識が向上し、より柔軟な対応力が身につくという副次的なメリットも得られるでしょう。これにより、社内のグローバル化が進み、将来的に多国籍チームを持つ企業としての土台が築かれることにもつながります。
外国人材を業務委託で採用する具体例
最先端 のAIエンジニアを業務委託で活用するケース
新しいシステム導入やデジタルトランスフォーメーション(DX)の一環で、社内に専門知識を持つITエンジニアが不足している場合に、業務委託で外国人エンジニアを活用するケースが増えています。例えば、AIの技術やビッグデータの解析など、高度な技術を必要とするプロジェクトでは、国内のリソースだけで賄うのは難しいことが多く、業務委託を活用することで迅速かつ効率的なプロジェクト推進が可能です。
市場開拓のための営業やマーケティング支援
海外市場への参入や新製品のテストマーケットを進める際、現地に精通した外国人営業やマーケティングの専門家を業務委託で起用するケースも多くなっています。彼らの現地語のスキルや文化的な知識を生かし、的確な市場開拓を行うことで、ターゲット市場の消費者に響くアプローチが可能です。
例えば、日本から海外市場へ製品を輸出する際、現地の消費者心理や購買行動を理解し、適切なプロモーションや販売戦略を組み立てることが求められます。ここで現地市場に精通した外国人材を起用することで、スムーズな市場開拓を実現し、企業の競争力を強化できます。
当社が提供する外国人材サービスのご紹介
当社では、日本語ができる優秀な外国人の人材をエンジニア、営業、マーケティング、企画職など様々な分野で紹介可能です。企業様のニーズに合わせて、業務委託や正社員など柔軟な契約形態をご提案いたします。新規プロジェクトや市場開拓など、特定のスキルや経験が必要な際にぜひご活用ください。
また、外国人材の導入が初めての企業様でも安心してご利用いただけるよう、当社の専門スタッフがサポートいたします。外国人材を業務委託という形で導入することで、リスクを抑えながら必要なスキルを社内に取り入れることができます。詳しくはお気軽にご相談ください。
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