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ベトナム人ITエンジニアの特徴と採用するメリットを解説
2022年10月10日 公開
IT Jobs in Japan 代表の村元です。今回はベトナム人ITエンジニアの特徴と採用するメリットについてお伝えさせていただきます。
ベトナム人ITエンジニアを採用するメリット
ベトナムは日本と比較して人件費が安いため、同スキルの日本人の人材を雇うよりもコストパフォーマンスの点でメリットがあります。また、日本語が実務レベルで可能なベトナム人エンジニアであれば、オフショア開発先のベトナム人エンジニアとも母国語でコミュニケーションができるため、母国のベトナム人エンジニアをまとめる役割として、システムエンジニアのリーダーやプロジェクトマネージャーとしての役割も期待できます。
ベトナム人の気質
ベトナム人は勤勉で真面目、穏やか、器用である傾向が見られ、日本人と似た特徴があります。
オフショア開発でも日本企業との関わりがあるエンジニアも少なくないため、日本企業にもなじみやすいといわれています。
ベトナム人のITスキル
ベトナム人エンジニアには、日本国内で需要が高いPHPやJavaScriptを扱える人材が多いのが特徴です。そのほか、Java、Pythonなどのプログラミング言語が人気です。いずれもシステム開発に利用するプログラミング言語として需要があるスタンダードな言語が多い傾向になります。
参考:https://topdev.vn/page/vietnam-it-market-reports
ベトナム人の日本語学習者が増加傾向
ベトナムの母国語はベトナム語ですが、IT教育だけでなく、英語教育も盛んなため、英語力に優れた人も多い傾向にあります。さらに、近年日本語学習者が増加傾向にあり、国際交流基金の「2018年度 海外日本語教育機関調査」によると、ベトナムの日本語学習者数は17万4521人です。 これは中国、インドネシア、韓国、オーストラリア、タイに次いで、世界6位の日本語学習者数となっています。日本語でコミュニケーションを取ることができる人材を獲得しやすい可能性が年々増えてきています。
実はベトナムはITエンジニア人材が豊富
近年オフショア開発先としてベトナムが注目を集めており、日本企業でも下流工程のシステム開発をベトナムへ委託しているケースが増えてきています。例えば、SHIFT ASIAやtranscosmos technology Vietnam、パソナテックベトナムなどベトナムに開発拠点を持つ企業が数十社以上存在しています。
また、ベトナム政府はより多くのITエンジニアを輩出するために、1998年に制定した教育法に基づき、小学生から英語教育およびコンピューター教育を実施し、中学生からはソフトウェアコーディングやIT科目の授業をおこない、現在では年間で約5万人のIT技術者を輩出するに至っています。2020年の時点ではベトナム国内には40万人のITエンジニアがおり、IT関連の売上は1100億USドル(2019年)の規模になっています(参考:Vietnam IT Market Report2020)
またベトナム政府は、外資系IT企業の誘致も積極的に行っており、ソフトウェア分野でベトナムに進出する外資系IT企業に対し、4年間の免税期間と9年間の減税期間を提供しています。このことは国内におけるIT技術者の需要も高めるため、国内のIT産業への人材がますます増えてくる可能性が高い状況になります。
まとめ
ベトナム人エンジニアは、若くて優秀なエンジニアが豊富であること、また、日本の企業との相性がよいことや扱える主流のプログラミング言語が豊富なことなどから注目されています。ベトナム人ITエンジニアの採用をご検討中の場合は、ぜひIT Jobs in Japan までご相談ください。
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