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外国人Javaエンジニアを採用!特徴や年収、人材・求人の例を紹介

2024年05月28日 公開

執筆・監修:村元康太郎
JOBs Japan株式会社 代表。大手ソフトウェア開発企業の営業・マーケティング部門にて4年間従事した後、日本語オンラインスクールやIT JOBs in Japanを創業。
1000人以上の外国人に対して日本語学習サポートや、世界15カ国出身・100人以上のIT・機械・電気エンジニアの転職支援など豊富な実績を持つ。

「Javaエンジニアの中途採用募集をしているが人材獲得できない。」

採用競争が激化している中、このようなお悩み・疑問を持つ人事担当者の方も多くいらっしゃるはずです。

Javaエンジニアは根強い需要により採用が激しい人材でありながらも、学習者の中でJavaの人気が相対的に低下しているという傾向があり、日本人だけで十分な数を確保するのが難しくなっています。

そこで、「外国人Javaエンジニアを採用していこう」というトレンドが出来ているのが近年です。

しかし、外国人Javaエンジニア採用にあたり、以下のような疑問を持つ方も多いでしょう。

  • 「外国人エンジニアの日本語は問題ないのか」
  • 「実際、どのような外国人Javaエンジニアがいるのか」
  • 「どのような人材を、どのような年収で探せばよいのか」

そこで本記事では、国内在住の外国籍ITエンジニアの転職支援をしておりますJOBs Japanの山川が外国人Javaエンジニアについて解説していきます。

Javaエンジニアの採用が困難な理由

Javaエンジニアの採用は年々激化しています。その理由としては主に以下の3つが挙げられるでしょう。

1. そもそもエンジニアの採用競争は激化している
2. Javaには根強い需要があり、競争率は高い
3. 言語の多様化・教育環境の変化によりJava学習者は相対的に減少している

1. そもそもエンジニアの採用競争は激化している

日本では、ITエンジニアの全体的な人材不足が深刻です。新たなエンジニアの供給が追いついていません。

経済産業省の調査によると、2030年までに最大79万人のIT人材が不足する見込みとされています。

つまりそもそも、エンジニアの採用においては多くの企業が限られた数のエンジニアを巡って激しい競争を繰り広げることになるため、採用が困難となっているのです。

2. Javaには根強い需要があり、競争率は高い

近年、Javaは複数の要因により需要が高まっている開発言語。

その理由の1つはDX。

Javaは大規模で高性能なアプリケーションを構築するのに適しており、クラウド環境やデータセンターでの利用が可能なため、近年のDXの流れにより需要が高まっています。

また、Androidの市場拡大もJavaの需要が高まっている要因に。

Androidは世界で最も広く使用されているモバイルオペレーティングシステムであり、Javaはその公式言語となっています。

Javaを使って開発されたアプリは数百万のデバイスで使用されており、その市場は拡大し続けているという事情もあるため、Javaエンジニアの需要が高待っているのです。

さらに、多くの企業でインフラ系のシステムがJavaで運用されているという背景も存在。

多くの企業がJavaで構築された既存のシステムを維持・更新する必要があるため、Javaエンジニアの需要が続いています。

実際、AmazonやNetflixなど多くの大企業がJavaを使用してサービスの根幹となるようなシステムを運用していることで知られており、そういったシステムを支えるためにJavaエンジニアには根強い需要が存在するのです。

参考:Why Java Developers Are in High Demand in 2024?

3. Java学習者は相対的に減少している

Javaは根強い需要を誇る言語であるものの、学習者は相対的に減少しています。

その理由の1つとして挙げられるのが、プログラミング言語の多様化です。

近年、PythonやJavaScriptなどの他の言語が人気を集めており、これらの言語の学習者が増えています。特に、Pythonはその簡潔な文法と多用途性から多くの新規学習者に選ばれています。

また、教育環境の変化もJavaの学習者減少に影響を与えています。

多くの教育機関がPythonやJavaScriptを初学者向けの言語として採用しており、これがJavaの相対的な人気低下に直結。

また、オンライン学習プラットフォームでも、PythonやJavaScriptのコースが増加しており、Javaのコースは相対的に減少しています。

このようにJavaエンジニアの採用が年々激化している中、従来と同様の採用方法では人材確保は困難。

将来的に採用の難易度がさらに上がっていくことも予想されるため、今から外国人エンジニアを獲得していくなど、採用に対する考え方/仕組みをシフトしていく必要があると言えるでしょう。

参考:Java Tech Popularity Index Q2/2023: Back-End Frameworks

参考:Insights from Stack Overflow Developer Survey 2023. The State of Java and the Popularity of Online Courses

外国人Javaエンジニアの特徴

日本語力が高い人材も採用可能

外国人を採用する時に最も気になるのが「日本語スキル」でしょう。

結論、工夫すれば日本語力が高い人材を採用することが十分可能です。

前提として、日本で就職を選ぶ外国人エンジニアの日本語力は基本的には高い傾向があります。ただ、やはり一人ひとりの日本語力には個人差がありますので、何も工夫せずに日本語力が高い方を採用することは困難。

「追加で日本語研修を行う」「日本語力が高い人に絞って紹介する人材紹介サービスを利用する」などの工夫が必要になるでしょう。

なお、以下に弊社でご紹介させていただいた外国人javaエンジニアの方々の事例を掲載させていただきます。どなたも高い日本語力を持つ優秀なエンジニアの方々となっています。

ご紹介実績①

こちらの方は、転職のサポートをさせていただいた方で、来日前は、母国であるジャマイカのIT企業でフルスタックエンジニアとして4年間Java、C#を使った開発をされてきた方です。ご経験や転職の経緯をまとめてますのでどうぞ。

ジャマイカ出身のエンジニア採用(Java、C#)

ご紹介実績②

こちらの方は、ミャンマー出身の女性の方となります。2016年にミャンマーの大学卒業後、2016年~2018年ミャンマー国内のIT企業にSEとして在籍。並行して日本語の勉強もしながら、2019年に来日し、日本のSIerに入社。来日してからは大手メーカーの販売管理システムや大手銀行の業務システム開発に携わり経験を積んできた方です。ご経験や転職の経緯をまとめてますのでどうぞ。

ミャンマー出身のエンジニア採用 450万円オファー

ご紹介実績③

こちらの方もミャンマー出身の方です。サマリーは、ミャンマーでは、Webプログラマーとして2年間、クラウド勤怠管理やカード管理システムをC#やAngular を中心に開発。

2020年に来日され、都内のシステム受託開発企業にて、Javaをメインに利用して様々なシステム開発に従事し、SEとして基本設計から総合テストまで各フェーズを経験。ご経験や転職の経緯をまとめてますのでどうぞ。

ミャンマー出身のエンジニア採用 420万円オファー

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希望年収は350万円〜480万円

外国人Javaエンジニアの希望年収は、350万円〜480万円の範囲であることが多いです。

実際に弊社で関係を持っている現在転職活動中の外国人Webエンジニアの方々も、概ねそのレンジに当てはまることが多いです。

 ただ前提として経験や日本語レベル、日本企業での就労有無によって年収は変化します。

なお、外国人エンジニアの年収が決まる仕組みについては、詳しくは以下の記事で解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

外国人エンジニアの採用手法|特徴やメリット、ビザについて解説

国籍はさまざま

外国人javaエンジニアに関しては国籍はさまざまです。

弊社の紹介事例の中ではミャンマーが多くなっておりますが、ジャマイカやブラジル、中国など様々な地域ご出身の方となっています。

外国人Javaエンジニアを採用するメリット・デメリット

メリット:若手・実務経験ありなど採用困難な層を獲得できる

外国人最大のメリットは、日本人では採用が困難な特徴をもつ人材を獲得できるということ。

Javaエンジニアの場合、AWSやGoogle Cloudのようなクラウド技術、マイクロサービスアーキテクチャ、さらにビッグデータ解析にも精通しているエンジニアなどが採用が困難な人材となります。

こういったエンジニアは、日本人では既に高年収をオファーできる企業に獲得されてしまっているのが実情です。

また、上述したように日本は少子高齢社会であるため、年齢層が若い人材の母数が少なくなっています。

しかし、外国は平均年齢が日本よりもずっと低い国がほとんど。

エンジニアも若手層のボリュームが日本よりも格段に多いため、若年層エンジニアの採用が可能です。

また、採用に強みを持つ一部の企業を除き、外国人エンジニアの採用はまだまだ日本では浸透しきっていません。

そのため、採用の競争も日本人ほど激しくなく、日本人では採用が困難なスキルを持つような人材も、外国人エンジニアを採用することで比較的簡単に獲得することが出来ます。

デメリット:採用・教育に手間がかかる

デメリットとしてはまず、外国人エンジニアの採用には在留資格の確認や申請など、手続きが必要であることが挙げられます。

また、必要に応じて採用された後の日本語教育も重要です。多くの外国人エンジニアは、たとえ日本語能力試験で高得点を取っていても、業務で使用される専門用語を十分に理解しているわけではありません。

Javaの場合「クラス」「メソッド」「演算子」「リテラル」や「ローカル変数」などの用語にも精通している必要があるでしょう。

N2以上の日本語能力を持つとしても、開発の現場で使用される専門用語や業界特有の言葉まで知っているわけではないことが多く、入社後も日本語のキャッチアップ・学習は継続が必要であると言えます。

採用できる外国人Javaエンジニアの例

では、実際に外国人Javaエンジニアではどのような人材がいるのでしょうか。

以下に実際に転職活動をされている候補者3名をピックアップしました。

このようなJavaエンジニア人材が採用可能だと考えていただければと思います。

候補者①日本語レベルN2

20代中盤、ミャンマー国籍国籍、SES企業

JAVA経験約4年。プロジェクトリーダー経験あり。

関東・希望年収480万円以上

候補者②日本語レベルN1

30代前半、中国国籍、SES企業

JAVA1年

関東・希望年収360万円以上

候補者③日本語レベルN1

20代前半、ブラジル国籍、受託

母国ブラジルで3年のJAVA案件の開発

関西・希望年収400万円

弊社では、実際の上記のような外国人Javaエンジニアをご紹介することが可能です。

エンジニアの採用にお困りの方や外国人エンジニアの採用を検討している方は、ぜひご相談くださいませ。

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これまでの人材のご紹介実績、ご紹介可能なIT人材の登録者データベース(国籍、年齢、スキル、年収)についても掲載しております。

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